Javaにおいてclass(クラス)とは
Javaにおけるクラスは、オブジェクトを生成するための設計図のようなものです。つまり、クラスはオブジェクトがどのような属性や操作を持つべきかを定義するためのものです。
例えば、ELE
というクラスがあったとします。このクラスには、myELE
という属性(変数)があり、getMyELE
という操作(メソッド)が定義されています。このクラスからオブジェクトを生成すると、そのオブジェクトはmyELE
属性を持ち、getMyELE
操作を行うことができます。
クラスは、同じ機能を持つオブジェクトを複数作ることができるため、プログラムの再利用性を高めることができます。また、クラスを継承することで、既存のクラスの機能を引き継ぎつつ、新しい機能を追加したクラスを作ることもできます。
「サンプルコード」
public class ELE{
// メンバ変数
private int myELE;
// コンストラクタ
public ELE(int value) {
myELE= value;
}
// メソッド
public int getMyELE() {
return myELE;
}
}
上記の例では、ELE
というクラスが定義されており、myELE
というメンバ変数、ELE
という名前のコンストラクタ、getMyELE
というメソッドが定義されています。new
演算子を用いてオブジェクトを生成することで、オブジェクトが持つ属性や操作にアクセスすることができます。